SkyUSD追加発行と収益分配
SkyUSDを追加発行する際のロジック
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SkyUSDを追加発行する際のロジック
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SkyUSDのTWAP (時間加重平均価格:Time-Weighted Average Price)が$1.10を超えた場合、次の表に従って新たなSkyUSDがmintされます。
SkyUSD TWAP | mint amount | 例 |
---|---|---|
つまり、SkyUSDは$1.10を超え続ける限り、総発行上限内まで発行され続けます。mint枚数は総発行枚数が大きくなるに従って漸減します。
TWAPはオラクルを参照します。
目標TWAPは今後変更される可能性があります。
TWAPが$1.10を超えているかどうかは24時間に1度判定します。この時間単位のことをEpochと言います。
1 Epoch = 24 hours
Skyヘッジファンドは、追加発行したSkyUSDをドルコスト平均法を参考に市場に売却します。売却で得た差益は、各ユーザーのSkyUSDロック量に応じて分配します。
売却で得た金額 - (1 SkyUSDあたり償還準備金×追加発行枚数) = 分配総額
例: 追加発行900,000 SkyUSDを平均$1.15で売却した場合 1,035,000 - (1 × 900,000) = 配当総額$135,000
2,000万SkyUSDがロックされていた場合 20,000,000 / 135,000 = ロック1枚あたり$0.00675配当
あるユーザーがコスト$10,000で10,000 SkyUSDをロックしていた場合 10,000 × 0.00675 = 1Epochあたり$67.5配当 (*) 1Epoch内ですべてのSkyUSDを売却するわけではないため数値は目安
トレジャリーとして、SkyUSD追加発行枚数のうち20%をSkyヘッジファンドが保有します。
SkyUSD <= $1.10
none
1 SkyUSDのTWAPが$1.09のときSkyUSDはmintされない
SkyUSD > $1.10
3%〜0.5%の間で変化 (下表を参照)
1 SkyUSDのTWAPが$1.12のとき、SkyUSDが3,000万発行済の場合、90万枚mintされる